
「ちょっと待っててくださいねー」
スタッフのKさんが潜っていきました。なにか大きな石を拾ってきたと思ったら、これナマコだそうです。
自分の身体に砂をつけて擬態するんだとか。
ごめん、削っちゃった。

コイツもナマ……ぎょえーーーーーーーーーーー!!
内臓出た!!
ナマコは攻撃を受けると内臓(キュビエ器官)を出します。
ねばねばした糸状の器官で、これで襲ってきた生き物の動きを封じるのだとか。
ある意味、私も封じられました。「内臓出す」っていうのは知ってたけど、実際見たらグロかったのですぐリリース。

「マーメイドみたいですよ」
とKさんに言われた写真。ふふふ。(泳げませんけど)
天気が悪かったのでいまいち青い海とはいかなかったんですが、それでも透明な海と魚たちを堪能できました。
さすがに長く浸かっていたので寒かったです。
今回、シュノーケルやダイビングが雨でもできる遊びだということを知りました。
もし沖縄行って雨だったらオススメ。
でも晴れていたらなぁ。ほんとにキレイだと思います。リベンジしたい。

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※最終日のお昼ごはん。丸安そばの軟骨そば500円。
今回はそば食べまくりの旅でした。
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海から上がるとき、崖に扉のようなものが刻まれていて、その前にお供えがおいてありました。
「あれ、なんですか?」
「拝所ですね。あそこでお祈りするんですよ」
初日に御嶽を見に行きましたが、沖縄の人が祈る場所ってお寺とかの建造物じゃなくて自然の中。ほんとに今も自然の中で祈って暮らしているんですね。
「気付かずにへたなところに入ると怒られちゃうんです」とKさんが言ってました。

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※どのへんがキッズなのかわからないボリュームのブルーシールアイス、キッズサイズ190円。
「サービスなの? お兄さん、私のこと好きなの?」と思うほど得盛サイズ。
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ふと見たら、崖の、人が簡単にはいけないような高さに穴が掘られていました。
「あれは?」
「あれも拝所か……風葬のあとかもしれないですね」
風葬!! (遺体を風にさらして風化するのを待つ弔いの方法)
カルチャーショックを受け、水から上がった身体全体に重力を感じながら駐車場へ戻りました。

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※自分へのお土産。アグー豚ストラップ。
付けるところないので部屋に飾ってあります。(やっぱり)
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「私、高校の修学旅行でも沖縄に来たんですけど」
駐車場でKさんが入れてくれたあったかいお茶を飲みながら、少し話をしました。
私たちの修学旅行は、ほぼ沖縄戦の戦地めぐりでした。
戦時中、野戦病院として使われ、多くの人が自決や毒ガス攻撃などで悲惨な亡くなり方をしたガマ(洞窟)にも懐中電灯を持って入りました。
ホテルの前には見たこともないような青い海が広がっているにもかかわらず、先生たちに「泳いではいけません」と言われ、「殺生な……」と思いながらも「ホテルの食事がまずい上に量が多いけど、戦時中の人のことを考えたらこの食べ物を残していいのか」「私たち、このままでいいのかな」と、部屋で話し合いました。
ルーズソックス全盛期のちゃらんぽらんな女子高生たちが、そんなことを真顔で話し合うようになるなんて。
「若い頃のそういう経験は大事ですよ」とKさんに言われました。
そうなんですよね。
海に潜ったり森に入ったりするオプショナルツアーはあっても、凄惨な沖縄戦の舞台となったガマを見に行くツアーなんかないんです。
修学旅行で行かなかったら、私は一生そういう事実を知らないで生きていたかもしれません。
あの修学旅行は、いい経験だったな。

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※帰りの飛行機からの夕暮れ。
この数分後にあたりは真っ暗に。雲の上で見る日没は幻想的な雰囲気でした。
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そういう経験をしたから、私は何度も沖縄に行くようになったのかもしれません。
独自の文化。戦争のつらい記憶。土地や人の良さ。食べ物のおいしさ。
底の知れないところ、知ったふうな顔などできるはずもないと思えるところがとても魅力的です。
沖縄は、なんというか、私の場所ではありません。今回、あらためてそう思いました。
だけど、初めて行った時から今日まで、とても好きな場所です。
移住者のように「もっともっと知って自分も仲間に入りたい」というよりは、魅力的だからこそ距離を取りたい。
今回「知らない風に吹かれたい」と思って、沖縄に行きました。
沖縄という場所には、私としてはいろいろあって。
だからこそ、いま自分の中にある思いを確かめられたかな、と。
素晴らしい景色を目にして心に浮かんだ人が、自分の大事な人なんだと思いました。
行ったことない人は連れて行ってあげたい。
大事な人たちに見せたい景色が、たくさんあります。
……まあ、あたしと沖縄行くと問答無用で貧乏旅行になるけどな!
ついてこいやーーー!!
(おわり)
posted by Takeda Izumi at 21:27| 千葉

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